ジャニーズWESTが5周年だってよ



デビュー5周年。










私はここ数年でジャニーズWESTを知って、好きになった。彼らの苦労を、私はリアルタイムで見ていない。






デビュー発表、たった3人で立ったステージ。全てを隠し、笑顔で歌ったええじゃないか。どんな気持ちだったのだろうか。そして、仲間はどんな気持ちで見ていたのだろうか。










私はふと思う。あの時諦めていたら?誰も異議の声を発さなければ?










今では考えたくもないが、今のジャニーズWESTは無かったことだけは明白だ。











直後に7人が揃ったライブ。後にメンバーが、「今までで一番楽しくなかった」と語る、ライブ。











前を行く友の言葉に励まされ、何度も頭を下げ、声をあげ、掴み取った7人でのCDデビュー。

ジャニーズWESTの華々しいデビューは、同時に最大の壁であった。しかし、この壁がなければ今ほどの絆は無かっただろう。











頑固で人想いでストイックで、誰をも笑顔にさせる力を持つ、情熱の赤。

弾けんばかりの明るさと純粋な心を備え持つ、太陽の橙色。

クレバーで素直で実直で、誰からも厚い信頼を持たれる、高貴な黄色。

少年のようなチャーミングさと、確固たる信念を持つ、爽やかな緑。

全ての人の目を惹く容姿と相反する愛くるしさを兼ね備えた、クールな青色。

愛情を一心に受け入れ、決して忘れることなく皆を見守る、可憐な紫。

誰からも可愛がられる生粋の末っ子ながら、誰よりも空気を読める、艶やかな桃色。







この七色が合わさって、これから私達にどんな景色を見せてくれるんだろう?











混ざりすぎて真っ黒になるのか?いや、7色がそれぞれを補い合い支え合い、より鮮やかに、より輝かしくなるのだろう。私達はそれを知っている。














人はいうかもしれない。〝たかが5年〟と。









しかし私達にとっては、〝されど5年〟である。










必死にもがいた1年目。たくさん悩んだ2年目。慣れに恐れた3年目。そして、7人の価値に改めて気づいた、4年目。







私達が知らないところで、沢山悔しい思いをしたんだと思う。





「バラエティに向いてないと言われた」。濵田くんがインタビューでこぼした悔しさ。あの日私が流した涙は、絶対に見返そうね、という、覚悟の涙だ。









絶対に売れる。絶対に売れなければならない。











貴方達は間違いなく、売れる人達だ。








私たちが過去を振り返っても意味はない。なぜなら彼らはもう前を向いているから。






最大の壁を乗り越えた彼らには、もう障害はない。
ただ、"てっぺん"を目指して突き進むしか道はないのだ。












もしも石につまづいた時。道に迷った時。
足元を見て欲しい。










自らが種を植えて水をあげた、満開のジャスミンの花がそこにはあるから。







彼らは私にとって、いや、私達にとって、かけがえのない存在であり、誇りである。
立ち止まることはない、夢という道標がある限り。









最後になりましたが、ジャニーズWESTさん5周年おめでとうございます。





4年間、私達に、全力で、真摯に向き合ってくれてありがとう。
私達に幸せをありがとう。
私達に元気と勇気をありがとう。







私達に、笑顔をくれてありがとう。







貴方達が〝7人でいる〟ことの大切さを私は決して忘れない。









ずっと大好きです。これからも、そのままで。